スペルミスから誕生した名前

絶望を感じる代表の富本(とみもと)
※写真はイメージです。

実は『幸海(さちうみ)ヒーローズ』という名前は
偶然のスペルミスから生まれました。

代表の富本が幸海ヒーローズの前身である
『里海(さとうみ)イニシアティブ』で
海の環境保全活動を行っている時に、

知り合いの水産会社がイベント用に
準備した印刷物に『幸海イニシアティブ』と
誤って印刷してしまったのです。

※ 里海(さとうみ)とは人の手が加わる
ことで生物生産性や生物多様性が
向上したエリアや活動のこと。

『海の幸は人間の視点から
捉えた海のことだけど、
海の立場に立って海の
幸せを考えるって必要だ』

という思いに触れ、直感的に「これだ!」と感じた
富本は、いつか新しい商品やサービスを作る際に
この名前を使いたいと心に秘めていました。

『僕ひとりではなく、
みんなが社会課題に
取り組むヒーローになれば

問題解決は早いはずっ!!』

という思いを込めてヒーロー”ズ“に。

幸海ヒーローズが拠点とする金沢区には
幸浦(さちうら)という名称の地名があり、
よく『幸浦ヒーローズ』と呼ばれたり、

また、海産物のことを海の幸(うみのさち)と
呼ぶことから『海幸(うみさち)ヒーローズ』と
呼び間違えられることもありますが、

“自然と市民と社会に幸せを運ぶ”
ことをパーパスに

シシシ

(自然・市民・社会の各単語の頭文字を
取って)な組織として多くの人から
愛される存在を目指して活動しています。

幸海ヒーローズは中国語に直すと『幸海英雄』
となるため中国語が主要な公用語となっている
中国、香港、マカオ、台湾の中国圏の地域でも
現地の人に親しみを持たれています。

令和になって少しずつ名前が知られるように
なった企業ですが、幸海ヒーローズとして第1号
プロジェクトが始まったのは意外にも2015年
(里海イニシアティブ時代にスタート)のことでした。

もし“里海”のままだったらあまり注目
されなかったかもしれませんし、
このスペルミスはまさに怪我の功名
だったのかもしれません。

以上が幸海ヒーローズの
名前の由来についての物語でした。