2015年、海の保全や再生を目指して立ち上げた
前身組織「里海イニシアティブ」から数えると、
私たちの活動は約10年になります。しかし今、
再び大きな試練に直面しています。

これまで積み重ねてきた努力が
揺らぎかねない状況で、事業の続行
そのものが危うくなっています。

最初の窮地は2020年でした。
コロナ禍と重なり、大量の在庫を抱えました。
多くの方に支えていただき、
沈みかけた船はなんとか前へと
進むことができました。

もし当時の支援がなければ事業は
続いておらず、現在の海の取り組みも
存在していなかったと思います。
それほど限界点に近い危機でした。

そして今年、2025年。10年の中で初めて
経験する深刻な不作に見舞われました。
ようやくかき集めるようにして
確保できた量は約1トン。

納品先の皆さまには事情を
理解いただき、なんとか納品に
こぎつけました。

これほど海が力を失っているのかと痛感し、
現場で向き合う自然の変化の速さに
追いつけていない現実を強く
突きつけられました。

温暖化対策として続けてきた
取り組みなのに、気候変動の
影響を最も強く受ける形になった現実は、

活動の範囲をさらに
広げなければならないという
事実を突きつけるものでした。

海の状態が悪化するスピードは予想以上で、
このままでは地域の海産業全体にも
影響が及ぶと感じています。

この不作に加え、これまで継続していた
仕事がなくなり、参加したコンペなどでも
結果を出せない状態が続きました。

思うように前に進めない日々が重なり、
今、来年のコンブ事業を継続できるか
どうかの瀬戸際に立っています。

資金も時間も限界に近づき、活動の根幹が
揺らぐ事態となっています。

原因の多くは私自身の判断の甘さにあると
認識しています。一方で、自然の変化に
左右され続ける働き方やビジネスの形を見直し、

より強い体制に変えていく必要も
痛感しています。これまでの
延長線だけでは未来に
たどり着けないと感じています。

ここで立ち止まるわけにはいきませんが、
今の状況をひとりで乗り越えることは
難しい段階に来ています。

現実的に、外部からの支援がなければ
来年の存続が確約できないほど
追い込まれています。

そこで皆さまのお力をお借りしたく、
この場をつくりました。

活動を続けるために必要なものを
正直に共有し、未来に向けて再び船を
進めるための支えを
お願いしたいと考えています。

WEBサイトではコンブ商品の
購入という形での支援や、

税控除の対象にはなりませんが、
寄付としてのご支援も受け付けられる
よう準備を進めています。

寄付を目的としない方でも、
どのような形でも支援の意思を
示していただけるだけで
活動の継続に大きく影響します。

ECサイトや寄付ページの整備が
まだ追いついていないため、
ご意向を示してくださった方には
個別にご案内をさせていただきます。

必要な情報には迅速に対応し、
支援いただく方に不安が
残らないよう整えています。

新しい可能性も見えてきており、
必ずこの壁を越えたいと考えています。

ここを乗り越えられれば、
これまで以上に強く、
持続的な海の再生モデルを
作り出せると信じています。

どうか、力を貸してください。

幸海ヒーローズ合同会社
CKO  富本龍徳